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THQジャパン、2月29日をもって日本の事務所を閉鎖
今後はライセンスアウトによる他社パブリッシングに引用:http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20120216_512307.html
米THQの日本法人THQジャパン株式会社は、2月29日をもって自社パブリッシング業務を終了し、事務所を閉鎖する。公式サイトや既存タイトルのユーザーサポートについては未定。今後は、国内メーカーに対してサブライセンスを出す形でのパブリッシングを模索していくことになるものと見られる。
THQジャパン事務所閉鎖の理由は、米THQの深刻な業績不振によるもの。「セインツロウ」シリーズ、「WWE」、「UFC」シリーズ以外のヒット作に恵まれず、ヒットが出ても慢性的な高コスト体質に阻まれ、財務状況を好転させることができなかった。特にWii版のヒットを受けて、2011年のE3で大々的に展開していたタブレット型のゲームプラットフォーム「uDraw HD Game Tablet」(日本未発売)の失敗が打撃となったものとみられる。この結果、もともと同社の株価はここ数年低迷を続けていたものの、2012年初頭には株価がついに1ドルを割り込み、NASDAQからは上場廃止の警告を受け、投資家からは具体的な再建策の提示を求められていた。
THQの再建策についてはまだ全貌が明らかになっているわけではないが、アジアパシフィックに関しては、ヘッドクォーターのあるオーストラリア法人と上海にある中国法人は規模の縮小が予想される。開発会社については今のところ閉鎖や契約解除の予定はない見込み。
日本法人に関しては事務所は閉鎖するものの、法人登記はそのまま残すため、完全撤退ではない。ただ、以前、3年前に1度自社パブリッシングを休止した際には、日本のメーカーとライセンス交渉を行なうスタッフは残していた。今回は全員が2月末をもって一斉に退社するため、前回よりもより撤退に近い形にはなる。
日本法人は、海外ゲームが比較的売れにくい日本市場で「セインツロウ ザ・サード」をヒットさせ、THQの海外法人としては数少ない成績の良い法人だったが、大規模な経費削減の余波を受け、黒字での閉鎖となる見込み。
今後については、公式サイトやユーザーサポート業務は何らかの形で継続していくことが予想されるが、北米で今夏以降の発売を予定していた「Dark Siders II」以降のTHQタイトルの日本展開については一端白紙となる。もっとも、「Dark Siders II」をはじめとしたTHQの各有力タイトルについては、日本のゲームパブリッシャーがライセンスを獲得して発売していくことも予想される。
THQが出掛けたゲームは数知れず。THQジャパンの歴史を紐解いていこう。
THQは、アメリカ・カリフォルニア州Calabasasに本社を置くコンピューターゲームの開発・発売を行う企業。コンシューマーゲーム機およびWindowsPC用のゲームソフトを開発している。
設立当初は玩具の製造メーカーであり、企業名「THQ」も"Toy Headquarters"から来ている。しかし、現在は玩具業界から撤退し、1994年以降はコンピューターゲーム専業の企業となっている。CEOは創業者でもあるブライアン・ファレル、日本法人としてTHQジャパン株式会社(代表取締役:ティモシー・リンドン・ページ)が置かれている。
2006年7月、『カーズ』(同名映画のゲーム版)で日本進出。THQ本体からのリリースはマルチプラットホームが主体だが、THQジャパンでは市場にあわせて発売機種を絞っていた。2008年発売のブロブ カラフルなきぼうから約3年ほどはWWEシリーズや廉価版をのぞき、主にスパイクやサイバーフロント、コナミにライセンス供与の形で日本版発売を行っていた。2011年11月発売のSaints Row: The Thirdより自社パブリッシングを本格的に再開したが、後述する本社の経営不振により2012年2月29日をもってTHQジャパンは事務所を閉鎖した。
欧米では2010年にWii用タブレットとしてuDraw GameTabletをヒットさせたが、翌2011年に発売したPS3&Xbox 360版は140万台が売れ残る大不振に終わり、2012年2月現在約1億ドルの財源不足に陥っている。
人類栄えし現代
天軍と魔軍の戦争が勃発
人々は、なす術もなく屠られていく…
そこへ「黙示録の四騎士」が現れる
いったい何者が彼らを召喚したのか、分からないまま魔軍に立ち向かうが
圧倒的な敗北に終わってしまう。
人類は歩く屍と化し、全てが荒廃しきった今、
黙示録の四騎士の一人、ウォーが自らの意思で地上に降り立つ。
「何者が我を召喚し、調和を崩したのか」
天軍に謂れのない敗北の謗りを受け追われた彼は、
その陰謀を確かめ、再び均衡を取り戻すべく、魔軍に立ち向かう。
いや
天使も悪魔も関係ない、
誇りを汚した者への復讐を、ただ遂げるためだけに―
ジャンル | アクションアドベンチャー |
プラットフォーム | PLAYSTATION3・XBOX360 |
販売元 | KONAMI |
開発 | THQ Inc., Vigil Games |
発売日 | 3月18日 |
プレイ人数 | 1人 |
価格 | 7,140円 |